qsonaのブログ

プログラマーです。

Rails Developers Meetup 2018 に参加/発表/進行協力してきた

railsdm.github.io

発表

資料

speakerdeck.com

引用

前段

事業会社におけるマイクロサービス化について - arclamp

MaturityModel (Martin Fowler)

Lv.1

レールの伸ばし方 // Speaker Deck willnetさん

Lv.2

The Secret to Amazons Success Internal APIs

ぎんざRuby会議01にて、「マイクロサービス指向 Rails API 開発ガイド」という発表をしました

RESTful Web API 開発をささえる Garage - クックパッド開発者ブログ

わかる!ドメイン駆動設計 ~もちこちゃんの大冒険~【C91新刊】 - TechBooster - BOOTH

Lv.3

RubyKaigi 2017 でどんな発表をしたか - onk.ninja

マイクロサービスにおける 非同期アーキテクチャ ota42yさん

クローズドソースから始めるオープンソース onkさん

ApplicationTemplateのススメ onkさん

準備

テーマ設定を広げすぎていつも後悔するんだけど、今回も例によってそうしてしまったので、話がまとまらなくてつらかった。 4日前のGinza.rbに参加して、主催の平野さん ( 干し肉 (@yoshi_hirano) | Twitter ) に「聞きたい内容とかありますか」っていう雑な質問をしてしまったのだけど、 それに対してかなり細かく返していただいて、おかげさまでこれを念頭に起きながらだいぶ組み立てることができた。

上の質問と回答は、ama というアプリケーション上で行われている。このイベントのために平野さん自身が作られたとのことで、強いとしかいいようがない。上記のアプリケーションをホストしているサイトが残るかわからないとのことなのでそちらのリンクは避けておく。

ずっとアイディアは書き留めていたが実際に資料の構成を作り始めたのは2日前。とりあえずマークダウンで書いていって後からKeynoteに移そうと考えていた。が、かなり枚数が多くなって、手でいちいち移行するのキツイな・・・と思っていたところに神ライブラリを見つけた。

GitHub - k0kubun/md2key: Convert markdown to keynote

k0kubun.hatenablog.com

k0kubunさんのライブラリで、マークダウンをkeynoteに移行できるものだが、直接生成するのではなくて、Keynoteアプリを開いた状態で実行するとGUI上でどんどん変化しながら移行されていく。(そうしている理由は記事にある。)この様子が余りにすごくて、実行したときはオフィスで声(大声に近い)が出てしまった。

一旦未完成の状態だったが、これを試してみてほぼ完全にマークダウンからKeynoteに移行できることが分かったので、ギリギリまで構成つくるのに専念できることになった。感謝しかない。

それで木・金で資料作成して9割方できて、当日朝は進行協力して、13時から1hくらいで完成させて、そこからKeynoteに移行して、画像はってレイアウト調整して、直前はぶつぶつ唱えながら練習して、それで17時から発表した。30分目一杯使って、伝えたかったことは伝えられたように思う。

マイクロサービス一般みたいな話をするのはこれが最後でいいかなと思っていて、次登壇できるときは脱却して特定の技術とかを話すようにしていきたい。

そんな感じですが、マイクロサービス始めたいと思ってるけどどうしようとか、マイクロサービス始めたけどうまくいってないとかそういう話あればtwitterとかで気軽に声かけていただければと。

しかし、それにしてもこんなにマイクロサービスの競争率高いとは思わなかったw

発表内容

ハイライトはこれ。

なんとなく分かってはいたけどこの対比には笑ってしまったw。

一応補足すると、自分はレイヤードアーキテクチャRailsに導入するのは辛いとは言ったがw、MicroservicesはDDDをベースにした概念といって差し支えないので、立場が違えど大事にしているものは同じだと思っている。

ちょっと広く話しすぎて刺さるか心配だったけど、色々反応を頂いてありがたかった。

スポンサーLT

speakerdeck.com

同僚の澤井さん nobuhikosawai (@nobuhikosawai) | Twitter のスポンサーLT。聞いていたけど、10分枠を目一杯使った渾身のトーク感あった。

トークの最後にライブでIssueを立てていたのだけど、それをYoutube配信で見ていた方がPRを出すという激熱い展開になっていた。

結果両方クローズされてしまったが、ナイストライでした。

offsetでnewするのは僕らのユースケースでは必要なので、これからもVirtualTimeZoneRailsを使い続けることになるでしょう。モンキーパッチだけど、当て方もいいしメンテが難しくないので大丈夫。

2日間お互いのトークをブラッシュアップしあって、楽しかった。

聴講したセッション

1日目

365日24時間稼働必須サービスの 完全無停止DB移行

大体準備に忙しくてゆっくり聞けなかったけど、kyudenさんの発表だけちゃんときけた。そして最高だった。正直、エンジニアリングのレベルが違いすぎる。あとでもう一度後半の話を読み返してちゃんと理解する。

speakerdeck.com

2日目

Observability, Service Meshes and Microservices

今回のカンファレンスではマイクロサービスの話が乱立していて(はい、すいません)それだけ関心が高いのだなと感じたが、その中でも一歩先を行くcookpadの、taiki45さんの発表。サービスメッシュの話はずっと聞きたいと思っていた & taiki45さんの話はずっと聞きたいと思っていた(本当) ので完全に俺得セッションでした。大変わかりやすかったです。

speakerdeck.com

Qall - Docker で作る Quipper の開発環境

speakerdeck.com

Quipperのmtsmfmさんの発表。Ginza.rbでの同氏の発表をきいて感銘して ( Remove AS::Mb::Unicode::UnicodeDatabase // Speaker Deck )、今回も楽しみにしていて、実際非常に今の自分にとってためになる話だった。開発環境Docker化はRailsと合わせるとめんどくさいところが多そうだったからそもそもチャレンジしていなかったんだけど、今日の話をきいてやっていきたいな。あとサービス全部入りDockerは、弊社でもやろうとしてて実際進めてたんだけど、サービス増えすぎてローカルじゃ起動できない感じ(メモリ足りない)になってきて諦めたという経緯があったように記憶してる。その辺の話を懇親会できいてみたかったけど声かけそびれた。

「社内ツール作成サークル」活動記録

ドリコムのonkさんの発表。まだ資料あがってなさそうだった。待ち。

社内ツールを内製するのって正直大変だと思うのだけど、社内ツールを実際のプロダクト開発のようにユーザー(社内の人たち)に提供してフィードバックもらって改善して・・・という話。なんていうか、聞いていて最初の方は、そうはいってもつらいこともありそうだとか、実際どれくらい時間とれるんだろうかとか考えてたけど、聞いてるうちに、ものづくりって素敵だよな、エンジニアって素敵な仕事だよな、とか、いろいろ考えてたらなんだか桃源郷みたいに思えてきて、最初の方に思ってたこととか全部野暮だった気がしてきて、そんな話をonkさんが12年もの間働いてきた多分最後の発表で、会場はそのドリコム社で、こんな最高の話をしているっていう状況に勝手に感情移入して泣きそうになっていた。

その他

ほかにも見たんだけどちょっとまとめる気力がいまないので一旦ここまで。amaすごいっていう話も書きたいんだけど一旦。懇親会と二次会も最高だったんだけどそれも一旦。

平野さんをはじめとする運営の方々、本当にありがとうございました。 またお手伝いできることがあったらなんなりとお声がけくださいませ。